待っていました。
気になる人はぜひスクリーンで観て欲しい作品です。

ストーリー
任侠(にんきょう)の一門に生まれるも数奇な運命をたどり、歌舞伎役者の家に引き取られた喜久雄(吉沢亮)は、激動の日々を送る中で歌舞伎役者としての才能を開花させる。一方、彼が引き取られた家の息子・俊介(横浜流星)は名門の跡取りとして歌舞伎役者になることを運命づけられ、幼いころから芸の世界に生きていた。境遇も才能も対照的な二人は、ライバルとして互いに切磋琢磨(せっさたくま)し合いながら芸の道を究めていく。
(国宝 (2025):作品情報|シネマトゥデイ)
原作は3年前に読んでいました
➡ 吉田修一『国宝(上)(下)』 - 『ありがち日記』
改めて👆の感想を読んでいって、最後の一文(笑)
映像化して欲しくなかったみたいです、この頃の私。
無理だと思ってたんだよね。例えば映画化するとして、この世界観をどう表現するのか想像もできなかったし、2時間に収めるなんて無理だとも思っていたし。それに、誰が演じるのかっていう問題も。私は歌舞伎役者さんではないなっていうのだけ漠然と考えていたんだけど、そうでない場合にどんな俳優さんが演じることができる?って。
もうね、吉沢亮くんも横浜流星くんも凄いの一言。こんな簡単な言葉しか出てこなくて申し訳ないくらい。今の彼らが役者としてできる最高の演技。俳優同士のエネルギーのぶつかり合い(タイプの違うエネルギーなのが面白い)を、大スクリーンで浴びられて最高の体験。あの二人の「曾根崎心中」徳兵衛、お初は鳥肌もの。そこからの喜久雄の鷺娘…。良いもん見させてもらった。
もしKen様がお初を演じるとして…気になるところだな…
田中泯さんの万菊さん、怖いくらいの存在感。
少年時代を演じた2人もすごく良かったー!本当に!!
とにかく早く多くの方に見て欲しい作品ですが、少しだけ。
原作でもキーパーソンである徳ちゃんが、冒頭の長崎パートにしか出てこなかったのは残念。そもそも任侠一家の血を引いているというところは重要な部分なのだけど、映画化の際にカットされたのかな。
でもね、映画としての素晴らしさは本当なので!3時間でまとめる上では必要な取捨選択だったのだと理解しています。脚本の奥寺さんは同郷なので素晴らしい作品に携わってらっしゃるのだなと、勝手に誇らしい気持ち。
その日、暑かったので、アイスカフェラテ飲みながらでしたが、集中し過ぎて飲むのを忘れるくらいだったし、音を立てることすら憚られるくらい。席を立つときになって氷が解け切ったところを一気飲みしました(笑)
歌舞伎が好きな方、俳優さんたちのファンの方、原作好きの方、映画好きの方、いろんな方を満足させてくれる作品だと思うので、ぜひ観てみて欲しいです。