『ありがち日記』

オタクな日々をコツコツ更新中

山形へ行って来ました①

1週間経過してしまいましたが…
山形へ1泊で行って来ました。
いつも家族旅行は遅くなっても9月までには行っていたんだけど、それぞれ予定が詰まっていて10月上旬になってしまいました。まあ気温も25℃前後で丁度良い、むしろ歩けば汗ばむくらいの気候で。これがまあ後からの災難に繋がるんですけど😅

 

1日目。早朝に自宅を車で出発(行きの運転はいつも私と決まっている)。メンバーの家を経由してから高速で一気に南下します。高速を嫌がる人も結構いるけど、安全に気を付けていれば私は街中を走るよりは好きです。なぜなら方向音痴だから(笑)

途中のSAで朝ごはんをしたり、コーヒーを買って飲んだり、おやつを買ったりして、ひたすらに目的地へ向かいます。我が家の旅行は時間との勝負なのです。

今回の目的の一つは、山形のワイナリー🍇🍷

元は酒造という歴史のある建物。そこで地元の果実を使用したワインを作っているそうです。試飲も数種できるので、そのワインを買うという手もあるんですけど、山形に来るとどうしても飲みたいマスカット・ベーリーAは外せないかな…と。樽熟も迷いましたが、軽やかに味わいたくて普通のを選びました。別の家族は、せっかくだしと、さくらんぼ🍒ワインを選んでいました。

まさしく収穫と仕込みのシーズンのため、あまりお邪魔にならないよう、さくっと購入して次の目的地へ向かいました。

上山市には今回一番行ってみたいワイナリーがあるのです。

その前に、古民家好きな我が家族が向かったのは「楢下宿」。藩政時代に奥州諸大名の参勤交代の宿駅として羽州街道の要衡だったとのこと。

歴史を感じる橋などを見ながら車で奥まで進むと、入館料はかかりますがガイドの方が説明してくれるところがあります(具体名はぼやかします…)。本当は別のところへ行きたかったんですが、迷って奥まで進んでしまい、一旦施設の駐車場で地図を見るなどして戻ろうと思ったんですが、暇をしていたのか、ガイドのおじいちゃんに取っ捕まりました。。。しかも私たちの車のナンバーに記載された地名を見て、気合を入れてしまう始末。もう断ることができないくらいの凄い勢いでガイドが始まってしまいました。

ここからの記憶が曖昧で、写真も一枚もありません。

というのも、私たちは一斉にフリーズしてしまったのです、大量のカメムシを目の前にして。おじいちゃんは、「気にするな」的なことを何度も間に挟みながら説明してくれるんだけど、外壁にびっしりのカメムシ、屋内に入ればマシかと思いきや畳や襖、障子を歩き回る大量のカメムシ、時々人に向かって飛んでくるカメムシ、と、カメムシ地獄が待ち構えていまして。臭いし踏みそうになるし、説明を聞くどころではない。約1時間半、無の境地ってこういうことなんだなっていうのを身をもって体験しました。気合の入った説明の最後は歌まで歌って下さいまして。すごい面白い方だったけど、如何せん、カメムシ!!!!!30分くらいで出る予定だったのに大幅な時間ロス!!貴重な資料もたくさんあったのに、見る余裕がない!

地獄から抜け出した我々は、もうぐったり。

お昼も食べていないので、目的地のワイナリー近くのお蕎麦屋さんへ。畳のお部屋だったので皆倒れこむように座っていたのが何か可笑しい。

いわゆる田舎蕎麦な感じ。しっかりとした歯ごたえもあり、私が好きなタイプの蕎麦でした。そばがきもいただいて、温かい蕎麦湯を飲んだら本当にホッとした~!皆から笑顔が戻ってきたところで(笑)、ワイナリー2か所目へ。

 

ウッディファーム&ワイナリーさん。
こちらでも名前を知っているくらい有名ですけど初めてお邪魔できました。ブドウ畑も見渡せて、最高なロケーションでした。あまりに疲れすぎて写真がほとんど無いのが惜しい…。ここでも試飲(有料ですけど、グラスでいただけます)をさせていただき、2本購入してきました。やはり仕込みがお忙しそうで、今度はもう少し別な時期に来てみたいなと思います。その時は予約してお料理もいただけたら最高かな!

 

本当はもう1か所行きたいところだったんですが時間切れ。くそー。あそこで大幅に時間ロスしていなければ行けたのにぃ!

 

後ろ髪を引かれながらこの日の宿に向かって車を走らせたのでした。
ちなみに、宿と言っても温泉が近くにあるコテージです。地元のスーパーで食べたいものや飲みたいものを買いこみ、お手軽キャンプ気分。山形のブランド米「雪若丸」の新米を購入して炊いて食べました🍚新米はやっぱ美味しいよね~。

2日目につづく🐢