『ありがち日記』

オタクな日々をコツコツ更新中

「舟を編む」

言葉の海を渡る辞書という名の舟。

ところで、三浦しをんさん原作の感想を書いてました。
大した文章ではないけど、その最後に見つけてしまった…
私この本読んで、映画化もしくは漫画化を望んでいたようだ!!(笑)

ありがとう…石井裕也監督はじめ関わったキャストやスタッフの皆さんっ!!

なんだろう、原作もすごく感動したんだけど、
登場人物たちが、本当に生き生きと画面の中でリアルに描かれているの!
もうこの人たちしかこの役はできないというくらい。
特に、馬締役の松田龍平は、間の取り方とか話し方とか佇まいとか、まじめそのもの
あおいちゃんも、透明感があるけど、芯のある女性って感じ。
とにかく思った以上に良かったんで、感動や驚きやらで、涙すら出る暇なかった。

あ、笑いは随所に盛り込まれてますよ

オダギリジョーが西岡さん。最初は「う~ん」って思ってたけど間違ってた!
もうイイ感じにチャラ男のくせして、やっぱり辞書作りにのめり込んでいく男なんだわ。
そして、良いヤツなんだわぁ…
笑いのほとんどは西岡さん絡みだね。これはオダジョーの上手さだと思うんだ。
(八重の桜の新島襄が楽しみになってきたよー)

脇を固めるキャストの皆さんも最高でした。

原作の中で描かれているけど、映画では出てこないシーンももちろんある。
けど、私はそれはそれで良いと思う。
地味な辞書編纂室で辞書を作る人たちのお話なんて、普通は暇そうな映画としか思えないのに、
2時間とちょっと、こんなに釘付けにできるんだから。

辞書作りは気の遠くなる作業(『大渡海』は15年も!)だけど、
あんなに打ち込むことができるって、素晴らしいことだなぁ。
そんで、それを成し遂げる人間の成長も。
私はああいうふうになれるんだろうか?何か始めてみたい!
そういう風に思える作品のような気がします。
静かな映画なのに、胸がアツくなるぜよ~!

ひっさびさに、日本の映画で「とても好きだ!」と思えた。
それが好きなしをんさんの作品だから、なおさら嬉しい。

そうそう、麻生久美子さん、あんな感じで出てくるとは!(笑)
ファンとしてはにんまり間違いない

あー、良かったなー。
DVD出たらまた観よう!