『ありがち日記』

オタクな日々をコツコツ更新中

BOOK

2026年のスタート&読書記録

少しだけ出遅れました。 あけましておめでとうございます本年もどうぞよろしくお願いいたします。年末はいつも通りだと家族が集まって紅白を見ながら宴会。年越し蕎麦、寿司、オードブル、各種お酒、そしておせち料理の一部も並んで豪華な食卓となります。あ…

大島真寿美『結 妹背山婦女庭訓 波模様』

3連休最終日。気付いたらハロウィンも終わっている。私は明日からの1週間が今月のハイライトと言っても過言ではないので、良く言えば体力回復に努めた3日間(笑) でも映画1本観に行ったし(後ほど感想書くつもりだけど微妙だったのでどうしよう…)、習い事あ…

王谷晶『ババヤガの夜』

「ババヤガ」で思いついたのが、映画ジョン・ウィック。確か、ババヤガと呼ばれていた。(意味は調べればすぐ出てきます、納得) www.kawade.co.jp 日本人で初めて英国推理作家協会賞(ダガー賞)翻訳小説部門を受賞したことで、一気に話題となった本。世界…

三津田信三『忌名の如き贄るもの』

飛び石連休の最終日(言い方合ってる?w)で秋分の日でもある今日は、特に出かけず家でゆっくりまったり。土日に動きまわったので、その分の体力回復に 大雨の土曜日は、自分の用事の合間に家族の送迎をしなければならず、ランチをテイクアウトして家でタイ…

道尾秀介『N』

読書記録。KindleUnlimitedでさっと流し読みしている本も増えてきているので、そちらは読書アプリですべて記録することにし、ブログでは紙の本を中心に記録していこうかなと考えております。 www.shueisha.co.jp ストーリー 読む順番で、世界が変わる。全6章…

寺地はるな『雨夜の星たち』

空気を読むことは大事かもしれないけれど… www.tokuma.jp ストーリー できないことは、できません。 やりたくないことも、やりません。 他人に感情移入できない26歳の三葉雨音は、それを長所と見込まれ、お年寄りの病院送迎やお見舞い代行の「しごと」をはじ…

『時ひらく』

創業350年の老舗デパート『三越』がテーマのアンソロジー。 books.bunshun.jp ストーリー 350年の時を刻む老舗デパート『三越』 楽しいときも、悲しいときもいつでも、むかえてくれる場所 物語の名手たちが奏でる6つのデパートアンソロジー文庫オリジナル! …

滝川さり『ゆうずどの結末』

私はgooブログからのお引越し組なのですが、今気になっているのは、私がgooブログを始めるきっかけにもなった三浦しをんさんがどちらのブログに移転されるのか、ということ。現在NHKで放送しているドラマ「舟を編む」関係で更新頻度が高まっています。そのう…

道尾秀介『雷神』

「神」シリーズの3作目。 www.shinchosha.co.jp ストーリーあの日、雷が落ちなければ、罪を犯すことはなかった――。埼玉で小料理屋を営む藤原幸人(ゆきひと)を襲った脅迫電話。電話の主が店に現れた翌日、娘の夕見(ゆみ)から遠出の提案を受ける。新潟県羽…

Priest/作 楊墨秋/訳 『黙読 The Light in the Night1(単行本)』

WOWOWで配信・放送されている中国ドラマ「光・淵」の原作です。 ドラマのほうはサスペンス?ミステリー?な感じで本格的な感じもあり、かなりいいドラマになる可能性を秘めていると思うのだけど、ちょっといろいろ端折られているような中途半端なような…で、…

寺地はるな『希望のゆくえ』

「希望」の意味が・・・ www.shinchosha.co.jp ストーリー誰からも愛された弟には、誰も知らない秘密があった。突然姿を消した弟、希望(のぞむ)。行方を追う兄の誠実(まさみ)は、関係者の語る姿を通し弟の持つ複数の顔を知る。本当の希望(のぞむ)はど…

宮園ありあ『ヴェルサイユ宮の聖殺人』

ヴェルサイユと聞いて読まずにはいられなかった一冊。 ヴェルサイユ宮の聖殺人 (ハヤカワ文庫JA) 宮園 ありあ 早川書房 ストーリー 1782年5月、フランス国王ルイ16世の従妹にしてパンティエーヴル公妃マリー=アメリーは、ヴェルサイユ宮の施錠された自室でオ…

寺地はるな『やわらかい砂のうえ』

昔の自分に重ねてしまう…やわらかい砂のうえ寺地はるな祥伝社ストーリー砂丘の町出身の万智子は、大阪の税理士事務所で働く24歳。自分に自信がなく、恋愛は選ばれし者がするものだと思っている。そんな万智子がウェディングドレスサロンで週末限定のバイト…

恩田陸『灰の劇場』

読了後1週間くらい経っているんだけど、何と言ったらいいのかわからない…灰の劇場 (河出文庫)恩田陸河出書房新社ストーリーきっかけは「私」が小説家としてデビューした頃に遡る。それは、偶然目にした「三面記事」だった。一緒に暮らしていた女性二人が橋か…

「『高慢と偏見』殺人事件」

ジェイン・オースティン作品を一通り読んでいる人におすすめしたい一冊。『高慢と偏見』殺人事件 (ハヤカワ・ミステリ)クローディア グレイ早川書房ストーリー詐欺まがいの投資話でエマやアンから恨みを買うウィカムが、パーティの最中に殺された。キャサリ…

友麻碧『傷モノの花嫁』

幻冬舎文庫で読んだ『鳥居の向こうは、知らない世界でした。 』が面白かったので、同じ著者のコチラはどうなのかな?と思い読んでみました。傷モノの花嫁 (講談社タイガ)友麻碧講談社ストーリー猩猩に攫われ、額に妖印を刻まれた菜々緒。「猿臭い」と里中か…

寺地はるな『どうしてわたしはあの子じゃないの』

タイトルから想像して何となく予想はしていたけど…どうしてわたしはあの子じゃないの (双葉文庫)寺地はるな双葉社ストーリー閉塞的な村から逃げだし、身寄りのない街で一人小説を書き続ける三島天は、ある日中学時代の友人のミナから連絡をもらう。中学の頃…

澤村御影『准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき』

シリーズものに手を出すかどうか迷ったけれども…准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき (角川文庫)澤村 御影KADOKAWAストーリー「怪異は、現象と解釈によって成り立つんだよ、深町くん」人の嘘がわかる耳を持ち、それゆえに孤独になってしまった大学生・…

辻村深月『琥珀の夏』

辻村さんの本は2冊目かな。琥珀の夏 (文春文庫)辻村 深月文藝春秋ストーリー『かがみの孤城』『傲慢と善良』の著者が描く、瑞々しい子どもたちの日々。そして、痛みと成長。かつて、カルトだと批判を浴びた<ミライの学校>の敷地跡から、少女の白骨遺体が見…

三浦しをん訳『菅原伝授手習鑑』

河出文庫版の古典の新訳シリーズ、訳者が三浦しをんさんだったので。菅原伝授手習鑑 (河出文庫 み 36-1)三浦 しをん河出書房新社ストーリー菅原道真に恩義を受けた三つ子、梅王丸・松王丸・桜丸が主君への忠義との間で葛藤する。書道の奥義、親子の愛憎、寺…

杉井光『世界でいちばん透きとおった物語』

話題になっていた理由がわかりました。世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫 す 31-2)杉井 光新潮社ストーリー大御所ミステリ作家の宮内彰吾が死去した。宮内は妻帯者ながら多くの女性と交際し、そのうちの一人と子供までつくっていた。それが僕だ。「…

寺地はるな『ほたるいしマジカルランド』

これもまた温かいお話でした。ほたるいしマジカルランド (ポプラ文庫)寺地はるなポプラ社ストーリーあなたのそのがんばりを、見つけてくれる人が、きっといる。本屋大賞ノミネート作家が贈る、心をときほぐす温かな物語。大阪北部の蛍石市にある「ほたるいし…

三浦しをん『ゆびさきに魔法』

ついにネイル界隈の小説が!ゆびさきに魔法 (文春e-book)三浦 しをん文藝春秋ストーリー 月島美佐はネイルサロン『月と星』を営むネイリストだ。爪を美しく輝かせることで、日々の暮らしに潤いと希望を宿らせる――ネイルの魔法を信じてコツコツ働く毎日である…

カズオ・イシグロ『クララとお日さま』

カズオ・イシグロさんの本を読むのは3冊目。クララとお日さま (ハヤカワepi文庫)カズオ イシグロ早川書房ストーリー子供の成長を手助けするAF(人工親友)という人工知能搭載のロボットのクララは、ジョジーという病弱な少女の家庭で暮らすことになる。や…

ピーター・スワンソン『そしてミランダを殺す』

タイトルが怖いそしてミランダを殺す (創元推理文庫)ピーター・スワンソン東京創元社ストーリー実業家のテッドは空港のバーで見知らぬ美女リリーに出会う。彼は酔った勢いで、妻ミランダの浮気を知ったことを話し「妻を殺したい」と言ってしまう。リリーはミ…

七月隆文『ケーキ王子の名推理(スペシャリテ)7』

「6」を読んだ時の感想はこちら。見届けられるのか心配していたようですが、無事、完走しましたケーキ王子の名推理7(新潮文庫nex)七月隆文新潮社ストーリー未羽は受験のため、大好きだったケーキ屋のバイトをやめた。颯人は世界大会のため、パリへ発つ。…

木原音瀬『吸血鬼と愉快な仲間たち』

集英社文庫の小説版。吸血鬼と愉快な仲間たち (集英社文庫)木原音瀬集英社ストーリー昼間は蝙蝠、夜だけ人間。牙がないから血も吸えない。そんな中途半端な吸血鬼アルは、アメリカで孤独に暮らしていた。が、お腹を空かせて迷い込んだ食肉倉庫で、うっかり冷…

くわがきあゆ『レモンと殺人鬼』

謎にインパクトのある表紙と、『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞ということで、結構前から気にはなっていた本作。ただ、ブームに乗っていると思われるのもちょっと…(面倒くさw)ということで、文庫発売から1年以上経って読むことに。…

ガブリエル・ガルシア=マルケス『百年の孤独』

文庫化が話題になり、一時は某オンラインショップでも売り切れていたほど。SNSでフォローしている方がおススメしていたので気軽な気持ちで手に取ったわけ…およそ670ページ、難儀して、ひと夏かかって読了ですわ(笑)百年の孤独 (新潮文庫 カ 24-2)ガブリエル…

三津田信三『魔偶の如き齎すもの』

刀城言耶シリーズの短編集、3作目。魔偶の如き齎すもの (講談社文庫 み 58-20)三津田 信三講談社ストーリー所有する者に福と禍(わざわい)を齎すという”魔偶”。その、奇妙な文様が刻まれた土偶を確かめに、刀城言耶は旧家・宝亀家を訪れる。すでに集まって…